オバマの側近として、、ホワイトハウス入りしたEmanuelがワシントンD.C.に移り住もうとした、その時期に、Emanuelのノースサイドの家の借り手だったRob Halpinは、Emanuelに家を出てくれるよう頼まれたというが… Jon Kassいわく、”驚いたことに、彼はラームファーザーの申し出を拒絶した”。
そしてこの59歳のインダストリアル・デベロッパー、Halpinは、自らが市長選に立候補したのだ…
この突飛な話を書いたJohn Kassの11月上旬の人を食ったコラムは、こんな風だった:
"Rahm Emanuel's tenant mulling racing against him for mayor "ラーム・エマニュエルの間借り人が、市長選の対抗馬として立候補"- (ジョン・キャス)
ここに、Rahm Emanuelが市長になることを阻もうという努力の、新たなひとひねりの展開がある。
…Rob Halpin、ビジネスマンにして、シガーの愛用者、市長候補者となる運命を背負った男。
火曜日に彼は、”このことは、Rahm Emanuelとは関係がない”と私に言った …本当なのか?
”これは私のアイデアではない”、とHalpinは言った。”私はメインストリームの外に居る。私はプロフェッショナルな政治家ではない…私に何人かのビジネスマンがアプローチして来て、私が市長選に立候補することに興味はないか、と尋ねたのだ。そして彼らが私に…なぜ彼らが、私が良い候補となり、よい市長にもなりりうると考えるか…について説明した”
私が思うに、その男たちはHalpinが候補者となったならシガーの味わいに興味をもつような男ではない、と考えたのだと思う─彼らは、彼がRahm Emanuelの家の頑固な借家人であること興味をもったのに違いない。
HalpinはRahmのノースサイドの家を借りていた男だった。Rahmはホワイトハウスに向けてシカゴを発とうとしていた頃に、彼に家を出て欲しいと頼んだ。驚くべきことにHalpinは、Rahmfatherの頼みを断った。
今やEmanuelのキャンペーンは、法廷での審問にさらされる予定だ…それはStop Rahm movementの一部である、サウスサイドの男たちによる法的な戦術だ。そしてHalpinの立候補は、Rahmはシカゴの居住者ではない、という議論に光を当てるわけだ…
Shenanigans(いたずら、悪ふざけ)で有名なこの都市で、これはまさにShenaniganliciousだ!(この言葉を発音してみよ)
だが私は、この件には、地元の代議士、Ed Burkeの指紋が沢山ついているのでは?と疑った。彼はRahmstopperのタグつきだ…それゆえ、私は確認すべく、14thWardの民主党のボスに電話してみたが、”私は、その男に注目したことは一度もない、私は彼と会話したことがなく、彼を知らない。私はその件の背後にはいない”、とBurkeは言った。
一体、Halpinはきみたちが知っている奴らを知っているのだろうか?
私は19thWardの共和党議員たち… そうだ、人類学者はそんな人類がいることを証明している… がこの週末に、Halpinを訪問したことを知っている。
”それは日曜日だった”、Halpinは言う。”私は私の子供たちと、Chicago Bearsの試合をみていた。彼らは私に、数分の間、彼らが私がよい市長になるのではないかと思う理由について話をしたいといった” 彼らのうち2人はJames Parrilli、19thWardの共和党の委員会委員で、もう一人はJoh Cleary、保険会社の男だった。
”その家に住んでいる男たちはRahmに何の愛着も抱かなかった”…とParrilliはいった。”彼(Rahm)はビジネスマンだ。彼はこの市の歴史について、少々、知っているのだ。そして我々は、雇用を創出し、この市にビジネスをとり戻すために、我々が立候補者となり、成さねばならないことを理解しあった”
─今や、15日が立候補の最初の申し出の期限日で、最終期限は11月22日、立候補者は12,500人の署名を集めねばならないのだ… 後略… http://www.chicagotribune.com/news/columnists/ct-met-kass-1110rahm-20101109,0,2254708,full.column
…Halpinの立候補に関しては、同じく反Emanuelの対戦候補であるJames Meeksへの3,160名の支持署名とともに、アップタウンのシェルターに住む、あるホームレスの男が3,990名もの支持者の署名を集めて提出した、という話があった。その署名はHalpinへの支持署名全体の22%になったという。また、彼が集めたMeeksへの支持署名は彼への署名全体の6%だった。 http://www.suntimes.com/news/cityhall/2930062,new-meeks-halpin-campaign-tie-112910.article
Homeless man gathered thousands of signatures for both men …しかし12月初旬になって、Halpinは ”市長選立候補を続けるためには、財政的・法的なハードルに突き当たった”のだという。
12/6のChicago Tribuneの記事によると…
“火曜日に、シカゴの選挙委員会の建物に殺到したEmanuelの立候補への数百名の反対者たちをよそに、今日彼(Halpin)は弁護士のBurt Odelsonを通じ、「静かに立候補辞退を届け出た…Halpinの”即興的な立候補”の合法性には疑問も唱えらたが、立候補に必要な12,500人の支持者の署名も集めた。しかし先週シカゴトリビューンが、それらの署名の多くが本人の知らぬまま名前を使われていた、と報じた。”
Halpinの立候補取り止めに安堵した者もいたが、Emanuelに対しては彼以外に数十件以上の市民やコミュニティー運動家による反対が提出されていた…。
”…弁護士OdelsonはHalpinの候補取りやめに安堵したというが、彼以外にも30以上の市民やコミュニティ運動家らがEmanuelの立候補の合法性への反対を出し、その中には市長候補の一人、William "Dock" Wallsもいた”
“選挙委員会本部の地下会議室に、反Emanuelの大勢の騒々しい群衆が詰めかけ、”Rahmを弾劾せよ”のコピーを掲げ、ハンディビデオカメラで法廷を撮影した。彼らの中には選挙委員会は詐欺的な組織で、信用に足らないと主張する者もいた。
公聴会の担当オフィサーJoseph A. MorrisはEmanuelへの反論の幾つかはプロフェッショナルなレベルのものではない、と述べた。ある提訴人は記者達に、最近Emanuelが自家用車に貼っていたシカゴ市のスティッカーのコピーを配布した(Emanuelは一度もシカゴに住んで、合法的にそのスティッカーを買ったことはないとOdelsonが主張したことに対抗すべく、Emanuelは昨今それをどこからか入手して車に貼ったのだろう…それは彼が市に違法に借金を負うことを証明する、従って彼に立候補する権利はないと彼らは主張していた)
EmanuelのキャンペーンスポークスマンBen LaBoltは、Emanuelがそのスティッカーを2009年6月まで購入していたが、その後、車を伴ってワシントンに移住したため、最近またシカゴに戻った時まで買っていないと述べる。LaBoltはそれが、事の本題とは関係のない、意味のない事柄だ、と述べた。(写真は公聴会の席でのRahm EmanuelのAttorneyたち)http://www.chicagotribune.com/news/local/ct-met-chicago-mayor-race1207-20101206,0,5549768.story Emanuel renter ends campaign Emanuelの居住地問題に関する、現職のDaley市長の見解は、Emanuelがホワイトハウスに勤めていたからといって、市長選から除外されるべきではない、というものだ。彼はいう:“…これは受け容れられている事実(accepted fact)だが、ワシントンに連邦政府の仕事で赴任した人々はシカゴのResicencyを失うものではない。もしそれがあるなら、これまでに首都で働いていた人々が皆、シカゴでも投票したことで連邦法を犯していたことになる。私が思うに、それは現政権下でも、ブッシュ政権下でも、クリントン政権下でも、父ブッシュ政権下でも、レーガン政権下でも、カーター政権下でも行われたすべての人々の例を語ることだし、時の始まりにまで戻る話だ…” 市の選挙委員会はもちろんDaley市長の味方…つまりRahmの味方だとか。シカゴで16年の任期をつとめたDaley市長はカリスマチックとはいえ、コラムニストはその腐敗ぶりを批判し続けて家族も脅しを受けたとか。*写真はRechard Daley市長