Monday, October 11, 2010


10月10日日曜、「バンク・オブ・アメリカ・シカゴマラソン!」

 昨日は「シカゴマラソン」当日の日曜日だった。気温は下は51度、上は正午前後に80度とかなり暑くなって、天気は快晴。
 町の様子の印象では、この日はシカゴアンにとって結構、特別な日のようなのだ…家の中でテレビを見ていた前回には判らなかったけれど。

 コンドー(アパート)のロビーでも、朝から住人のオジサン同士が、今日は自分は何時に何処にいく予定だ、とか浮き足だった会話をしている。市内全域がある種の、ビッグスケールな多元イベント会場になるのだ。
 AM10時よりも前にノースサイドからRed Lineに乗ると、ランニングウェアで闘志バリバリのスポーツギャルたち、揃いの赤や黄緑のTシャツなどできめた団体参加するらしいグループ?が続々と乗ってくる。

 ダウンタウンに近づくにつれて、オーディエンスとしてマラソンをみる積もりらしき人々もふえて、ますます満員に。
 レイク駅で下車し車両を振り返れば、ぽこっとお腹の出た中年アメリカ人たちがドアの内側でなぜか一様に進行方向を向いた笑えるすし詰め密着状態…こちらの目からみるとどんな状態にあるか知っているらしきオジサンたち、ドアの閉まらぬ間、こちらにむけて妙に嬉しそうに「はにかみ笑い」をしている…このような状態はカブス等の野球ゲームがある日と同様の浮き浮き、ワクワクお祭り状態だ(カメラを忘れたので写真はない)

 ダウンタウンのMacy'sの店の脇の歩道には、普段はないSANITATIONと描かれた背の高いグレーのボックスがずらりと並び横には巨大なトレーラーが…(移動式トイレ?コース沿いにこの時間から設置するのか、と思ったが多分余分だったのか)

 …AM11時過ぎ、ネットのシカゴトリビューンをチェックすると、男子では2年連続優勝しているケニヤンのSammy Wanjiru(…あの仙台育英高校育ちの、田舎の高校生風の日本語を喋る)が、女子ではロシアのShobukhova が2010年のマラソンを勝ち取ったとのゴール写真がすでに出ているではないか?(コースマップを見ると8時半にグラントパークをスタート、ゴール地では午後3時半まで開催とあるのに?)人々がこれからという雰囲気で三々五々電車にのってくるのに?まだレースの最中では…何のことはない、fastest guyたちはもうすでにその時間までにゴールしていたのだ!!


 サウスサイドのアフリカンアメリカンの多いエリアでは、バス路線の臨時変更についてバスドライバーが夕方まで乗客と浮かれムードで喋り、人々が格段生き生きムードを呈していた…ダウンタウンでは夜遅くなっても、ミシガンアベニュー沿いのレストランのオープン席には客が溢れていた(客は例によって白人ばかりだが)

 最大で4万5千人が登録可能というこの大会は世界に生中継されるだけにフィットネス志向の市民には人気のようだ(ふだんやや硬い顔つきをしているシカゴの市民たちも、この日は皆ハッピーな顔つきをしているようだ)

(結局、「史上最多の36,159人が完走」)
http://www.chicagotribune.com/sports/chicagomarathon/ct-met-chicago-marathon-10-20101010,0,7883767.story

Chicago marathon runners show grit, even if they don't finish-
Record number of runners start the race, and despite the heat, a record number finish

フォトギャラリー
http://www.chicagotribune.com/sports/chicagomarathon/ct-2010-marathon-ugc,0,4540769.ugcphotogallery


(上の写真はエッフェル塔を背負って走ったVive La France!なランナー?)

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